今朝のプラクティスで、5年ぶりにドロップバックできました。
「何のこっちゃ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
ドロップバックとは、立った状態から背中を反らし、手を後ろに伸ばして床についてブリッジの形になる工程のことです。
私は5年前、大動脈解離Aで緊急手術を受けて以来、もう二度とできない身体になったと思っていました。
普通に日常生活を送ることすら不安だったのです。
そこから少しずつ練習を重ね、昨年はアジアツアーのソウルでフルプライマリーまで練習できるようになりました。
しかし、体調は良い日もあれば、そうでない日もある。
そんな日々の中で、2024年8月、スタジオ13年目にしてマイソールクラスをスタートさせました。
そして先月、娘夫妻が赴任しているタイ・バンコクで、4日間マイソールクラスに参加する機会に恵まれました。
事前に調べたところ、娘夫妻の住居から徒歩数分の場所にスタジオがあったので、軽い気持ちで予約・決済を済ませて参加しました。
その時、私の心はシャラート先生の訃報に戸惑い揺れていました。
スタジオを運営されているご夫婦もお別れを告げるため、インド・マイソールに渡航されており不在でした。
そのため、代行の先生が指導されると聞き、さらに気楽な気持ちで練習に臨むことにしました。
ところが、その代行の先生から予想を超える濃厚な指導をいただき、わずか4日間ながら、まるでマイソールで1ヶ月練習したかのような試練(ギフト)をいただいたのです。
背中は鉄板のように硬くなり、全身筋肉痛で家事や子守すらままならない状態に(笑)。
食の好みも激変し、お陰様で痩せました。
この期間は、まさに冥王星が山羊座から水瓶座に入ったタイミング。
私は自分の心身と本気で向き合う時を過ごしていたのだと思います。
そして、今朝の5年ぶりのドロップバック。これは新たなギフトの始まりを予感させてくれます。
代行の先生、本当にありがとうございました!次回はぜひ、ご夫婦の直接指導も受けたいと思っています♡